まとめ書き(暗黒の
2003年1月6日1月2日(木)
私の実家に帰る日だが、今年は実家から車で10分ほどのところに住む弟の家にお邪魔する。甥っ子の侑くん(1歳になり立て)のおもちゃで遊びまくる、うちの息子2歳6ヶ月。
実家で1人暮らしの母が、1人でおせちをお重に3段分作ってきた。金時人参、レンコン、黒豆・・・おせちって元来質素なものなのね。でもおいしかった。あの凍えるほど冷え込む実家の台所で、こんなにいっぱいのおせちを1人で作るのがどれだけ大変か、少しでもわかるのは私だけだ。あんまり無理しないでよね。とは思うけど無邪気に食べる。
私も一応、何もなしってわけにも行かず生春巻きを作っていった。簡単で、見た目もまあきれいし、とりあえず小姑の役割は果たしたってことで・・・(笑)。
食べ続けたまま、夜はかに鍋。あとの雑炊が超・美味。
全員でデジカメで写真をとり、撮りおえてすぐテレビで試写。これがデジカメの便利なところ。
母「お姉ちゃん(私のこと)の目がちょっとつぶってない?」
私「これはいつものことよ、私写真とったら大抵こうなるもん、ね?(ダンナに)」
ダンナ「キミの写真写りには興味ないね」
そーですか。
とりあえずおなかいっぱいで帰った。赤ちゃんをかかえながらもてなしてくれた、弟の奥さんよ、ありがとう。あなたはうちの弟には過ぎたお嫁さんです。
1月3日(金)
近くのデパートでアンパンマン展をやっており、着ぐるみと一緒に写真を取れると言うイベントに出かける。
ダンナが整理券を取る為、早く家を出たのだが、着いた時点で既に券は出きっていたとのTEL。とりあえず次の回に並べ!と指令を出し、急いで支度して子どもを車に乗せて出発。
ダンナと交代で私も並び、午後の会は無事整理券ゲット。しかしその頃には息子はおねむ。「アンパンマン嫌〜」と親を泣かせる暴言を吐いてぐずる。
順番がきて、半分目をつぶりかけの息子を私が抱いてステージに上がり、ダンナがカメラ係となった。シャッターチャンスは1回だ。すぐに撮り終えデジカメの画面をのぞく。
アンパンマン、眉毛から上が切れてる・・・
何のための2時間の行列だ!!脱力して怒る気にもなれない。
昼をとっくに過ぎており全員はらぺこ。帰りにファミレスに寄って、遅い昼食。お客はほとんどいなくてガラ空きなのに、禁煙席を希望すると外人サラリーマン(多分)2人のすぐ隣の席に案内される。周りは全部あいてるのにそこだけ人口過密状態。外人2人は英語で深刻そうに語り合っていた。
そこから念願のカラオケに行くことになった。やった!ダンナもさすがに私の願いを聞いてくれる気になったらしい。
カラオケはファミレスよりは繁盛してた。少し待たされたが通された部屋は広くて、部屋のイメージは古代風で恐竜なんかが配置されている。
カラオケ初体験の息子は多少ビビっている。ダンナはそんな息子のためにまず1曲目に「勇気リンリン(アンパンマンの歌)」を熱唱(笑)。後もずーっと「おじゃる丸」「あいう(fromおかあさんといっしょ)」「アンパンマン体操」などなど子ども向けの歌オンパレード。救いは「おじいさんの古時計(ってタイトルだったっけ?)」が平井堅バージョンだったことか。
私は「亜麻色の髪の乙女」と「飾りじゃないのよ涙は」をかろうじて間にはさむ。
ダンナの勢いに押され、また子どもの機嫌をとりたいこともあって、結局自分の楽しみは後回しとなってしまった。
元々1時間しか取ってなかったが、延長どころか短縮(?)で早々に部屋を出た。頼んだ紅茶を飲み終わってなかった。
帰りの車、むなしくて、そんな自分が大人気なくも思え、涙がポロリ。気を取り直して
「遊んでくれる人見つけよう!」
と言ってみたがダンナは無言だった。何か勘違いしたらしい。
1月4日(土)
ダンナ実家へ。ダンナの両親は去年の年越しから、年末年始を夫婦で京都で過ごしている。なのでダンナ実家への訪問はいつも3が日過ぎてから。
義弟夫婦にも去年子どもが生まれ、私は初対面。5ヶ月の赤ちゃんを、抱っこしたいけど息子のガード(ヤキモチ)が固く、なかなか抱っこさせてもらえない。
義母は料理がほとんどできない人で、昼食はデパ地下で買ってきたお弁当。15分で食べ終わる。即、私達が買ってきたケーキ。ケーキ食べ終わったの1時半(笑)。
夕食はサンマルコのお持ち帰りカレー。ご飯はお義母さんが炊いてくれたのだが、私が皆のお皿によそう段になってびっくり。・・ご飯全然足らないじゃん。どーしよう。
私「ちょっと、配分間違えたー、こっちのお皿から少し取りますね。」
義父「俺、軽くでいいから」
私「そうですか、じゃあ(ってこんなんでほんとにいいのかよ)」
義母「それぞれ家庭によって、量が違うものね。」
私「そうですねー。(ポーカーフェイス)」
息子用には、少し取り分けて牛乳を入れて煮込む。
カレーはけっこう辛く、ご飯も少ないので私はルーがほとんど残ってしまった。
ダンナは黙っていたが、義弟は遠慮なく
「おかん、お腹すいたからなんか出して」と催促。そりゃそーだ、普通は言うよ。ご飯5口分くらいしかないもん(笑)。
結局全員でカップヌードルを食べる。お義母さんの心中や如何に。
ご飯は少ないけど、食べっぱなしではないので、それなりにゲームしたり、それぞれの仕事のこと、生活のことなど話は結構あった。
息子も、おじいちゃん・おばあちゃんといっぱい遊んでもらい満足そうだ。彼が昼寝している間に甥っ子も存分に抱っこした。
それにしても、同じ専業主婦にしても2人の母親のあまりの違いに改めて・・・色んな家庭があるなあ、と。
1月5日(日)
正月休みも今日が最終日。何も予定がないので今度こそ、もう空いているであろう初詣に行こう、その前にマクドでブランチね、と3人で家を1歩出たとたん・・・
寒いいいいーーーー!!!
何なの、この寒さ。一瞬で髪はボサボサ、鼻は真っ赤だよ。
なのにダンナは遠回りして、年賀状の返事を出すため郵便局へ向かう。何でだ、マクドの前にもポストあるのにー、と思いつつ黙っていた。
早くしてくれよと思っているのに、ポストの前で
ダンナ子どもにむかって
「ここにな、お手紙入れたら届くんやで」
私「そんなこと見たらわかるっちゅーの!!」
ダンナ「もう怒った、なんやねんお前、勝手なこ とばっかり言いやがって」
だって寒いよ、バカ親も時と場所を考えてやってくれ。
と言いたいが、寒いしめんどくさいので黙ってマクドに向かって歩く。
途中でダンナが「ごめん、言い過ぎたわ」と謝ってくるが、何か忘れたけど言い返してしまう。
マクドに着き、とりあえず食べるがけんか直後から胃が痛み始めており、あまり食べられない。
今年から仕事がどうなるのかなど、家庭以外でも不安やストレスがいっぱいあるのに、本当に生きにくい。
でもこれは自分自身のせいでもあるのだ・・・いや、まさに自分自身のせいなのだ。責任を他者にすりかえるのは、去年まででやめににしたはずだ。
だけど悲しくて、涙がボロボロ出る。目の前のダンナの顔を見ることができない。涙が止まらないのでついにバッグからハンカチを出して、本格的に泣いてしまった。
隣の息子がびっくりして、「よしよし」と頭をなでてくれる。よけいに泣ける。
結局、この日も初詣には行かなかった。寒すぎるのもあったし、そんな気分で家族で神社行って、家庭円満をお願いするのはあまりにもばかばかしい。
夕方、居間でうとうとと眠った。片方づつ違う靴を履いて、電車に乗っている夢。夢の中でもこれは夢だと気づいていて、
(電車の夢を見ているのは、今本当に駅にいて、アナウンスや雑踏の音を聞いているせいなんだな)
などと考えていた。
もちろん駅で寝ていたのではなく、家の居間で寝ていたのであり、起きてからダンナに聞いてもテレビなんかは付けてなかったそうだ。
起きてから買い物に行き、夕食は鍋。おいしかった。でもダンナとの会話は最低限であった。
過度の期待はやめ。まじめに働いてお金を持って帰ってくれ、子どもの父親としてよい人なんだからそれ以上のことは自分で完結しよう、と言い聞かせた。
正月休みもこれでおしまい。長かった。
ひぇー、1日付けの日記を書いたつもりが、3日になってる!!これ↓は1日の日記です。とことんイケてない正月だな。
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